CEOメッセージ|「志を持つ人と人でハッピーな未来を創る」

CEOメッセージMESSAGE FROM THE CEO

「志」と「人」と共に
一歩前の道を歩み続ける

私たちの目的

私たちWasshoi Tohoku Groupの目的は「志を持つ人と人でハッピーな未来を創る」ことです。この目的に含まれる「志」と「人」を私はとても大切にしています。私の志、そして私が考える人。それが何なのかに触れさせていただきながらご挨拶させていただければと思います。

私の志

2011年3月11日に東日本大震災が発災しました。私はその日、一人の東京のサラリーマンとして宮城県石巻市に出張に来ていました。そしてその帰り道に私は被災しました。沿岸部にいたもののすぐに標高の高い内陸へ移動し難を逃れました。目の前に広がる見たこともない光景から、自分自身が今何をすべきかハッキリとわかりました。困っている人々のために自分が動かなければならない。それ以前は自分や自分の家族や周囲の幸せの範囲でしか考えられなかった自分が、地域や社会のことを真剣に考えるきっかけとなったのでした。奇しくも被災した宮城県は私が高校卒業まで過ごした地元であり、尚更その想いが深いものとなりました。私たちWasshoi Tohoku Groupが活動している原点となる志はこの出来事から醸成されました。

人と人

2016年1月に株式会社VISIT東北を創業し、これまでの期間で100を超える地方創生に関わるプロジェクトを推進してきました。もちろん一人では何もできません。Uターン、Iターン、Jターン、地元在住者や外国からの移住者等、多様な仲間が私と同じ志を持ち活動を共にしてくれました。自分一人では一人分の仕事しかできませんが、仲間達と一緒にこれまで志をもって活動してきて本当にたくさんの社会課題の解決に向かって前進してこれたと思っています。知っていたことではありますが、改めて「人」と「人」が協力することで何倍にも何十倍にも影響力・推進力がパワーアップするということを実感しました。一つの例として、2019年10月に発災した令和元年東日本台風にて、宮城県丸森町にある私たちの拠点も被災し、壊滅的被害を受けました。その時に助けられたのも人でした。社員・友人・家族・全国からボランティアの方々が、私たちを助けてくれました。人に助けられ、人が助ける。ここで学んだことは人が作り出すGIVEと愛の連鎖は素晴らしいというものでした。

一歩前の道を歩み続ける

世界は抜き差しならない状況の課題だらけです。私たちの目的を達成するため、私たちはスピードを上げて活動しなくてはなりません。手段として、一歩前の道を歩み続ける必要があると考えています。志を持ち、人と人で未来への道を切り拓いていきたいと思います。

Wasshoi Tohoku Group グループCEO 齊藤 良太